砲術の歴史について
米沢藩20匁火縄筒
全長93.2cm・銃身63.7cm・銃口2.5cm
また鷹山公の時代に入り森重流を招いている。他に小野里流、關流、霞流等諸流があった。明治38年尚武要鑑会を結成、火縄銃の演舞を上杉神社に奉納する。昭和30年米沢尚武要鑑会を再興し、上杉武者行列で火縄銃の集団演舞の際、宮坂善助翁が中心となり稲富流を主に構成し米沢藩稲富流砲術隊とした。この集団射法は古く天正3年(1575)長篠の合戦に見られるため。昭和54年来米沢藩古式砲術保存会として活動している。
東京・札幌冬季オリンピック・国体・上越まつり・石和まつり・長篠のぼりまつり・ジャパンウィーク(フランス・スペイン)遠征等の他、米沢上杉まつり川中島合戦模擬戦にて披露している。